徒然

オタク女子がぼそぼそ呟くためのブログ。

君のそばには 僕がいるから

 

10/6に横アリで初めてモニターをしっかり見た。
その時わたしは気づいた。
坂本くんの目がキラキラしていたことを。

 

泣いてる、とは一ミリも思わず
私が思った事は
あ、この人本当に歌うのが好きなんだな
ってことだった。


私はそれまで人の目を見て「なんてキラキラしてるんだろう」と思った事は一度もなかった。
人が楽しそうに見える時、大抵それは言葉や声のトーンで感じ取る。目が輝くとは言うが、それは他の要素があって成り立つものだと思っている。


でもその時は違った。
人の目を見て、この人楽しそうだなって思ったのは初めてで、なんだかとってもしんみりしてしまった。いい意味で。

 


そんなことがあって、
それからちょうど二ヶ月後。
坂本くんが井ノ原くんと二人でYou'll Be in My Heartを歌った。


興奮やら感動やら(あとちょっとの酒やら)で歌う前から泣いている私に、「泣かないでほら it's alright」と歌いかけてきた坂本くん。(絶対違う)
目を、文字通り輝かせながら歌うのが、画面いっぱいにアップになった。


私はその姿に目を奪われてしまった。
ツイッターで、「坂本くん、緊張してたのかな、最初目がキラキラしてたよね。」
って言っていた人を見た(きがする)けれど、
私の目にはそれが喜びに見えた。


あんな顔で歌われたら、もう無理だった。
風呂上りで首にかけていたタオル(ジジイか)で口元を覆い、おいおい泣いた。
坂本くんが歌を歌う仕事に就いてくれてよかった。
坂本くんが生まれてきてくれてよかった。
そんな風に思った。


そしてその横で坂本くんを紹介するかのように手を伸ばしニッコニコの笑みを浮かべる井ノ原くん。


その顔はさながら

「見てくださいみなさん、これがうちのリーダー、そう、坂本昌行、別名マーサ坂本です!!どうですかこの歌声!!」

とでもいうかのようだった。

 


ここでも私は嗚咽の声が大きくなった。


何を隠そう、この前日私はトニセンがトニセンである奇跡に涙を流していたのだ。酒を飲んで。(飲みすぎ)

 

有名なエピソードの辞めようとした坂本くんを井ノ原くんが泣きながら止めたという話や、長野くんが「新しいグループができるならやりたいな」とジャニーさんに直談判しに行った話、3人が「俺達長い付き合いだから。」と笑いあっている姿を沢山見て、私はこんなツイートをしている。

 

 



その翌日に、そんな井ノ原くんの姿を見たら、泣かないわけがないでしょう💢💢
でもそれに気づかない坂本くん……一生懸命なんだよね、わかるよ……。
「君の笑顔」で、歌っているにも関わらずしっかり坂本くんの方を向いた井ノ原くん
(………そして気づかない坂本くん。)
この流れにもう画面が見えなくなっていた。


そして最後に私の涙腺が崩壊したのは
「君のそばには 僕がいるから」で懲りずに坂本くんの方を向いて掌を向け、自分の胸をポンッと叩いた井ノ原くんに
やっと坂本昌行がすっと体を向けて、ムイッと微笑み、二人で
「君のそばには 僕がいるよ」
と歌ったときだった。


だめだ……………。


私にはこの流れが、「坂本くんに問いかけた井ノ原くんに、坂本くんが答え想いが通じ合うハッピーエンド」に見えた。


めちゃくちゃ泣いたのは、自担の坂本くんではなく、8割井ノ原くんのせいだと思っている。


You'll Be in My Heartは、坂本昌行が歌った歌だ。
いわば今回はご本人登場なわけで
井ノ原くんの立場ってすごく難しいというか
もちろんふたりで歌うなんてすごいことだし、素敵だし……なのだが
井ノ原くん的には、やっぱり「坂本くんをメインに持ってかなきゃ!」という気持ちがあったんじゃないかと思う。


でもそこで井ノ原くんがとったのは、控えめにいることじゃなくて、「どうだ!うちのリーダー!」と隣で盛り上げることだった。そして坂本くんに対しても「俺の心には坂本くんがいるんだよぉ!!」と伝えることだったんじゃないかと思う。
世界一素敵な、素晴らしい公私混同でしょう。


誰だよ、と言われるかもしれないが
「井ノ原くんありがとう」と思った。
あの場を盛り上げてくれて、坂本くん大好き!を公の場で主張してくれてありがとう。


肝心の歌はどうだったのか。
悪いわけがないじゃないですか……!!!!100点満点中5億点ですよ!!!!


音源にも劣らない、というか音源よりさらにパワーアップし会場にビブラートを響き渡らせまくる坂本昌行、もといマーサ坂本


そして天下一品のハモリを見せつけ坂本昌行を押し上げつつ自分の爆ウマボイスを世間に知らしめることも忘れないイノ快彦(???)


見た人全員ファンにさせるみたいな勢いを感じた。(?)
個人的に最後の「君のそばには 僕がいるよ」の上ハモを井ノ原くんがやってくれたことは日本の宝なんじゃないかと思う。


この2人の様子だけで既に大勝利ではあるのだが、

更に良さみをプラスしてくれたのは、長野くん+カミセンだった。

 

まずは紹介の前、スポンサーが表示されている時の長野くんの様子。

口を開けて目尻にシワを寄せて笑う長野くんを見て、私はあーやっぱりトニセンって……!!としみじみしてしまった。

 3人の物理的な距離が離れていても、きっとあの瞬間長野くんはあの舞台にいたんじゃないかなと、思う。

 

確かに坂本くんは緊張していたと思う。

トークしている時、終始真顔で笑顔も張り付き気味だった。

 

「マーサ」のくだりも、「やめろよw」って感じで笑うかなと思いきや、あまり笑わずにいた。そのせいでなんとなく井ノ原くんが滑ったみたいになっていて、あれっ…となっていたとき

 

あの男が叫んだ

「マーサー!!!」

と。

 

 

健くんはやっぱりデキル男だ。

「どうも、マーサです♡」

と手を挙げた坂本くんの笑顔は孫に名前を呼ばれたおじいちゃんのごとくデレっデレだった。

そしてデキル男三宅健の横で「マーサ……」と呟いたのは末っ子岡田ちゃん。叫ぶ事はできなかったけど、言いたかったんだね、呼びたかったんだね、かわいいね😭

 

もう一つは、腰に手をまわしあって前を向いてバッチリキメた2人が、客席を見て顔をほころばせて笑った時。

 

ここからは完全に私の予想なので、必ずしも事実ではないということを念頭に置いておいて欲しいのですが

あのとき多分、2人は長野くんとカミセンを見て、笑ったんじゃないかなと。

 

想像してみてください。2人の姿を見て菩薩のような笑みを浮かべ拍手を送る長野くん。ニヤニヤする剛健。そしてパチパチと手を叩く岡田。

 

あー、やっぱり6人でV6なんだぁ。って、仲良しなんだなって、改めて思って、この6人でよかったなって、何度も思ったことをその時また新鮮な気持ちで思いました。

 


この素晴らしい企画に、トータルで5000兆円あげたいのだが、そんな財力は私にはないので、今日こんなブログを書かせてもらった。
音楽祭でこんなに感動するとは思わなかった。


そして、これからもファンでいようと思ったし、やっぱり自担って最高だなっていつもの決め台詞(?)で、このブログを締めくくる。