徒然

オタク女子がぼそぼそ呟くためのブログ。

ヒメアノ〜ル見てきた※ネタバレ

 

 

 

こんばんは

ツイッターが剛健やらマーダー千秋楽やらで暴れまくってますね

 

そんな中私はずっと見たかったヒメアノ〜ルを見てきました

 

 

感想、あまり言葉にできないかんじなのだけど

メモっときたいなって思って

 

 

ネタバレ有りなので、まだ見てない人見ないほうが良いです

ガッツリしゃべります

 

 

予告編などで展開を割と知っていたからかも知れませんが

最初の日常のシーンがどことなく不気味な感じ

 

まずムロツヨシさんの役が気味が悪いんですよね

多分意図的にやったんだと思うんですけど、いつものムロさんのおちゃらけたかんじとか、残念さとは違う不気味さ

やっぱりうまいんですね演技が(当たり前だけど)

 

濱田くんのおどおどした演技もなんかこういい意味でしっくりこないというか

 

あんまりキラキラしたイマドキな俳優さんが出てないからかもしれない。私はキラキラよりムロさん濱田くんみたいな個性派のほうが好きですが

 

全体的に白い靄がかかってるのもなんか気持ち悪い

 

そして早い段階での森田の登場に驚きました。

 

ここから、ゆかちゃんと岡田が付き合うまでの流れは、なんとなくグダッてるかなって思いましたが、途中で昔の殺人シーンが入ったので、ビビりました

 

そして一番衝撃だったのがタイトルの出るタイミング

ぬるっと始まったなぁとは思ってたんですけどね

あの岡田とゆかちゃんの部屋を森田が眺めてるっていう場面でこわーい音楽とともにタイトルが出てきて

うわ、ここまでは完全なる序章だったんだ……こっからなんだ……と思ってほんとに身震いしました

あの演出は個人的に一番印象深いです

今これ書いてても怖すぎて部屋明るくして書いてますw

 

それでここからは殺人シーンの連続

原作には森田の殺人に対する葛藤が多少描かれているらしいのですが

映画では全くと言って良いほど書かれていないですね

監督も剛くんも言ってたけど

森田をダークヒーローにしない

なるほど……こういうことか

 

ほんとみるみるうちに何人も殺してるから

そういうシーン苦手なはずの私でも

だんだん慣れてきた……

ちょっとやそっとの血じゃもう全然みたいな

 

途中でパチンコの帰りにボコボコにされるシーンあったじゃないですか

私はあそこで森田はやり返して二人を殺すと思ったんですけど

見た限りやられるだけやられたみたいで

森田の弱者だという部分が見えた感じ

 

もう一つ中盤で印象的だったのは

森田が頭の中で 殺せ…とか死ねって言ってんだろ!とか言ってるシーン

見ているときは、あのシーンは自分に向けて言ってるように聞こえたんですよね。

こうやって人を殺していくしかないならもう死んじゃったほうがいいんじゃないか

でもそのシーンで森田は頭を叩いていたんですよね

 

ここがなんとなく私の中で解釈を難しくしてるところで

森田は自分が死ぬことってそんなに怖いとか嫌だとか思ってるわけじゃないと思うんですよ

 

だから別の解釈として、殺しちゃえ!っていう思いを消そうと思う気持ちが垣間見えるシーンなのかなとも思いました

 

 

ラストの岡田とゆかちゃんvs森田

(ゆかちゃんの肋骨が浮きまくってたのが気になりましたが)

お前ら殺したらやめてやるよ

って怖いよね

……というのは別として

あのシーンは考えるところがある、って感じではなかったです

ただ私は森田と岡田が窓から落ちたとこでラストかと思いました笑

(一緒に見た友達からはあんなとこで終わったら不完全燃焼すぎるって言われたけど)

ここからが怖いな個人的には

森田は岡田を乗せてどこに行ってどうしようと思ってたのか

ていうか自分を殺そうとしてる人と車に二人きりって怖すぎるでしょ

 

 

この映画のラストは、原作と違うみたいですね

 

犬を避けて柱に激突するところですでに泣けた

あんなに簡単に人を殺してた人が犬を避けて血だらけになってるっていう

その後も岡田に笑顔でゲームを返してお茶を出してもらおうとする

最後警察に連れて行かれる時も

またいつでも来てねって言って笑顔で

もうめちゃくちゃ泣ける

今でも泣けそう

 

初めての感覚の涙でした

悔しいし切ないし、岡田が許せないしでも森田を擁護したいわけでもなくて

 

最後の回想も、基本的に私あの全部見せちゃう終わり方嫌いなんですけど

今回に関しては、お茶と犬のくだりで泣きました。

森田の「お母さ〜ん、お茶持ってきて」

がほんとに泣ける。なんであれあんなに泣けるの?

 

ただあの足がどうなってるのかよくわからなかった…

私は右足が千切れてて、それでも笑顔で岡田に話しかけてるおかしさとかそれまでの異常さと今の本当の(?)森田の融合なのかって思いましたが

 

この終わり方は岡田に罪悪感を持たせる終わり方なんじゃないかな……

 

岡田が森田いじめに関わったっていう描写は原作にあったのかな?っていうのも気になった

 

 

〈ここからは完全に余談のコーナーです〉

 

この映画の中で殺される人って、わざわざ自分から森田に関わって殺されちゃうっていう人が何人かいたと思うんですけど(OLとかゆかちゃんの部屋の隣人とか)

触らぬ神に祟りなし……

そーゆーことしなきゃいいのに、明らかに様子おかしい人なんだから……

と思いました。

 

あと、剛くんが細すぎて

ちょいちょいパンイチになってたから足が見えてたんですけど

ほっそい

私の足の1/4くらいしかないよ多分

ちゃんと食べて!いっぴんみ!

てかとにかくパンイチシーン多かったよね?

 

 

あと森田の高校時代の役、途中まで別の人がやってるのかと思ったら本人がやってた……

背中に的書かれて撃たれるシーンの剛くんの演技が印象的だった……

背中だけなのに怯えてるのが伝わってくるというか

このときはまだ剛くんがやってると思ってなかったからうまい人だなーと思ってたけど

 

でもさすがに剛くんは制服厳しいなって思ったw 好きだけどね!

てか絶対剛くんみたいな高校生いたらいじめれないよね怖いもん

岳くんは制服いけるとおもう。まぁ剛くんより10歳くらい若いもんね。

 

 

 

もうこれほど剛くんが可愛くない映画なんてあるのかってかんじ……(すごい褒めてる)

次はぜひ壁ドンを期待しとります……